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多摩区・麻生区 人物風土記

公開日:2023.09.29

地域の魅力を学ぶ講座「川崎、再発見!」を主催する「川崎、再発見隊」の代表を務める
齊藤 明朗さん
菅馬場在住 71歳

  • 齊藤 明朗さん (写真1)

「新たな発見」を応援

 ○…座学に加え、歩いて、見て、聞いて、地域について学ぶ「川崎、再発見!」と題した講座を、7人の仲間とともに多摩市民館で開講する。「住んでいても、意外と知らない川崎市や多摩区のことを知ってもらえたら」と願いを込める。加えて望むのは、参加者同士の交流。「地域で暮らす人が知り合い、新たな活動が生まれる場になれば」と期待を寄せる。

 ○…19歳まで過ごした東京・武蔵野市は「のどかな地」。郊外住宅都市として発展する街並みを眺めて育った。運動好きで中学時代はバレーボールに打ち込み、高校では一転、勉学に励み大学で土木工学を専攻。卒業後は水資源開発公団(現・水資源機構)に就職し、津々浦々にあるダムの管理に従事した。脳裏には日本最大の貯水容量を誇る徳山ダム(岐阜県)など、携わった数々のダムの思い出が残る。

 ○…退職後、「地域に携わりたい」と環境保全やまちづくりに取り組むNPO法人川崎フューチャー・ネットワークに加入。2017年、多摩市民館事業として開講された「川崎、再発見!」の実施主体を同法人が担うと翌年、そこから派生して市民団体「川崎、再発見隊」が発足。20年に代表に就いた。コロナ禍での休止を経て、再発見隊の主催事業として講座の復活に意欲を高める。

 ○…30年ほど前に多摩区に居を構えた。現役の頃は転勤や単身赴任が多かったが、現在は日向山の森(東生田緑地)を保全する日向山うるわし会や菅小学校の寺子屋先生など、地域に根ざした活動に労を惜しまぬセカンドライフを送る。「講座には幅広い年齢層に参加してほしい。学生さんにも地域のことを知ってもらえたら楽しいのでは。再発見隊のメンバーになっていただくのも大歓迎」と呼びかける。

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