多摩区・麻生区 社会
公開日:2026.10.21
川崎・富川 友好30周年で合同演奏会 新百合発の文化、海渡る
川崎市と韓国・富川(プチョン)市の国際友好都市締結30周年と川崎市制100+2周年を記念した市民交流音楽会が10月8日、韓国の富川市で開かれた。新百合ヶ丘を拠点に活動する「川崎あさお∞(インフィニティ)」や立体切り紙作家の大薗一樹さんら7人が訪韓し、現地の市民楽団との合同演奏やワークショップを通じて国境を越えた文化交流を行った。
合同演奏会は2025年、川崎市制100周年記念として富川市の市民楽団「ウマクノリト」が、新百合ヶ丘の芸術・文化の発信イベント「しんゆりカフェ・グランデ」に参加したことがきっかけとなった。今回は相互交流を図ろうと、川崎市から「かわさき市民親善大使」に認定されての公式訪問となった。
当日は、野外会場に約100人の聴衆が集まった。「麻生∞」と「ウマクノリト」の合同チームは、韓国童謡『故郷の春』や『幸せなら手をたたこう』、日本の『赤とんぼ』などを合唱。事前の個別練習を経て前日に現地で音を合わせ、本番では息の合ったハーモニーを響かせた。
開演に先立ち行われたワークショップでは、パラ・アーティストとして活躍する大薗一樹さんが立体紙切りの指導を務め、約20人が参加。言葉の壁を越え、蝶や蜂、ゴジラなどの立体切り紙づくりを楽しんだ。初の海外ワークショップを終えた大薗さんは「芸術に言葉はいらないと感じた。日本と変わらず一所懸命に楽しんでもらえてうれしかった」と手応えを語った。共同代表の板橋洋一さんは「今後は2年ごとの相互訪問など、市民主導の草の根交流をさらに深めていきたい」と意気込みを語った。
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