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多摩区・麻生区 社会

公開日:2023.11.17

多摩老人福祉センター
「予防医療」で課題解決へ
講座に30人 「自助」促す

  • 血圧について講義する淺井氏(左奥)

    血圧について講義する淺井氏(左奥)

 多摩老人福祉センター(中野島)で11月10日、「健康のお話し」の第1弾が開かれた。市内に住む60歳以上の約30人が参加し講義に耳を傾けた。

 この講座は、地域住民の健康増進や活動を広げるとともに、「予防医療・介護予防」を学び、「健幸寿命」をのばすことで社会保障費の抑制につなげようと、同センターが主催した。

 2部構成で実施され、第1部は同センターの嘱託医で、あさい内科医院院長の淺井洋貴氏が「高血圧とその予防について」をテーマに講義。淺井氏は血圧を下げる理由や脳血管疾患のリスクなどを資料に沿って解説し、血圧が上がる原因の中で塩分摂取、喫煙、肥満といった生活習慣と寝不足は「皆さんが気をつけることで改善の余地がある」と呼びかけた。

 参加者からは「血圧の薬は減らせるか」「一日のうちいつ何回測ればいいのか」などといった質問があがった。淺井氏はそれぞれ「条件つきだが普段の血圧が下がれば薬を減らすことはできる」「おすすめは起きた時と寝る前。一日の中でも血圧は変動するので自分の高い時と低い時を把握するのは大事」と答えた。中野島在住の女性(70)は「自分で気をつけて食生活などを管理すれば薬は減らせると知った。ためになった」と話した。

 第2部では、川崎市歯科保健政策担当で歯科衛生士の佐々木綾氏が、オーラルフレイル対策について講義した。

 講座を担当した同センター職員の伊東知之さんは「自助公助共助が相まって初めて地域課題解決の糸口になり、社会保障費の削減につながる。自分でできることはしてもらえるよう呼びかけていきたい」と話した。

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