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公開日:2026.06.12

拉致問題 考えるコンサート めぐみさんに思い馳せ

  • ミューザ川崎(上・©T.Tairadate)と吉田直矢さん=川崎市提供

    ミューザ川崎(上・©T.Tairadate)と吉田直矢さん=川崎市提供

 2004年に開催された第2回日朝首脳会談から22年が過ぎる中、ミューザ川崎シンフォニーホール(幸区大宮町)で7月4日(土)、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの帰国実現を願う市民のつどいが開催される。川崎区にはめぐみさんの家族が住んでいることから、市は拉致被害者とその家族を支援する活動を定期的に開催。「コンサート形式の本イベントで、多くの方に関心を高めていただきたい」と市の担当者は話す。

 1977年11月15日。当時13歳だった横田めぐみさんは、新潟市にある学校からの下校途中に拉致被害に遭った。以来、約50年もの間、家族と離れ離れになっており、現在も安否が確認できていない。

 市民のつどいのタイトルは、「北朝鮮に拉致された横田めぐみさんとの再会のための『響』〜演奏と映像のコラボレーション〜」。めぐみさんの中学校時代の同級生でヴァイオリニストの吉田直矢さんと、ピアニストの河崎恵さんの演奏に合わせて、めぐみさんが心に描くであろう故郷や家族の映像がコラボレーションする。曲目は故郷に思いを馳せる「望郷のバラード(ポルムベスク)」や、愛する人への切ない思慕を奏でる「カタリカタリ(カルディッロ)」など。会場では、めぐみさんの父親である故・横田滋さんが撮影した家族の写真パネルも展示される。

市は啓発を継続

 川崎市は拉致問題の啓発活動を継続して行っており、昨年11月には若年層の関心を高める人権学習イベント「KawasakiYouth Meeting」を、日吉中学校(幸区)などで実施。めぐみさんの弟である横田拓也さんが、拉致当時の状況やこれまでの悔しさを伝え、具体的な行動で意思表示をすることの大切さを生徒らに訴えた。

 市民のつどいの詳細は川崎市ウェブサイト(https://www.city.kawasaki.jp/250/page/000018

6979.html)を参照。

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