川崎市が募集していた武蔵中原駅連絡通路のネーミングライツ(命名権)パートナーが、区内の建設業・(株)興建(小林政男代表取締役)に決まった。歩道橋の愛称は「(株)興建総合建設業リフォーム・不動産武蔵中原駅連絡通路」とし、6月1日から2年間標示される=写真。
ネーミングライツは、公共施設に法人名や商品ブランド名などの愛称を付けることができる権利。行政にとっては長期的な財源確保ができ、スポンサーは社名等の露出による宣伝効果が得られるとし、運動競技場などで用いられるケースも増えている。
市は道路施設の維持管理等の財源確保を目的に、2016年から横断歩道橋の命名権を販売。これまでに、下平間歩道橋(幸区)を医療法人光燿会菊地眼科クリニック、高津小学校前歩道橋(高津区)を(株)ストーンズ、富士見歩道橋(川崎区)を神奈川県川崎競馬組合が契約。いずれも契約金額は年額30万円。
今年で創立40年を迎える(株)興建は「地域密着企業として改めて事業の周知を図りたい思いがあった。今年は周年事業も進めている。今後も地域貢献していきたい」と話す。
市は他に市内16カ所の横断歩道橋でネーミングライツを募集している。
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