中原区では現在、たばこが原因による火災が相次いでいる。今年は４月末時点で５件（昨年同期比プラス４件）発生している。また、市内では29件（同プラス13件）と、同様に増加傾向が見られる。
中原消防署によると、たばこ火災では消火を確認せずに捨てた場合や、くわえたばこなどにより火種が落下しカーペットや布団に燃え移った場合の出火が多くみられる。
また、炎を伴わずに長時間いぶすように燃え続ける「無炎燃焼」は燃えていることに気づきにくく、一気に燃え上がることもあるという。
同署予防課担当者は「たばこ火災は、区内の火災原因の上位に挙がる年が多い。喫煙習慣のある人は、日頃から十分に気を付けてほしい」と呼びかける。
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