JR向河原駅前の「開かずの踏切」の解消を求め、市立下沼部小学校のPTAや市教育委員会、区内選出の自民党県議・市議らが9月28日、文部科学省と国土交通省へ要望書を提出した。
文科省では、丹羽秀樹副大臣を訪問。保護者の一人は「踏切が開いた瞬間、車もスピードを上げて発進する。いつ子どもたちがひかれてもおかしくない状況」と訴えた。
約4年前から毎朝、踏切で児童の登校を見守っている国谷澄子さんは「学区だけで4棟のタワマンがあり、児童数はもうすぐ1000人に到達する。高架化を待っていては間に合わない」と直訴。丹羽氏は「管轄の国交省に我々からも伝えたい」と話した。
国交省では鉄道局などを訪問。JR東日本に働きかけるという返答があった。
向河原駅前の踏切は午前8時台に1時間あたり44分遮断する「開かずの踏切」。下沼部小の児童約600人の通学路となっており、地域住民や保護者から安全確保が求められている。
中原区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|