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中原区 社会

公開日:2026.01.01

心願成就も「早い」馬頭観音
市の有形民俗文化財 大戸神社に

  • 大戸神社の馬頭観音像。末社の中に安置されている

    大戸神社の馬頭観音像。末社の中に安置されている

 今年は午年。「午」は十二支の7番目で、俊敏さ、勇気、行動力の象徴とされている。そんな午年にちなんで注目されるのが馬頭観音だ。

 馬頭観音は六観音の一つで、頭の上に馬の頭を戴いた憤怒の姿をとるのが一般的。馬が草を食べるように人々の煩悩を取り除き、憤怒の形相で厄災などをはらい、畜生道に落ちた人々を救うとされている。

 元来は、馬の供養や道中の安全などを祈願する目的で建てられた馬頭観音像だが、現在では、馬の足の速さや、頑丈さ、人間社会への貢献にちなみ幅広いご利益があるとされている。先に述べた煩悩除去に加え、無病息災、動物守護、交通安全、五穀豊穣などがあり、心願成就では早さも付け足されるという。

 中原区下小田中の大戸神社には2019年度、市の有形民俗文化財の決定を受けた馬頭観音像が安置されている。

 調査報告書によると制作は江戸時代。同神社事務局は「下小田中の石造物を集めて納めたのでは」とする。安置されている場所は本殿向かって左手の末社の中。見学希望は、市の文化財課へ(【電話】044・200・3305)。

 このほかにも区内にはかつて列車事故で命を落とした馬を供養するために建てられたともいわれる御幸踏切の馬頭観音像など、馬が生活に密着していた名残りとして各地域に点在。午年にちなみ探してみてはいかが。

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