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公開日:2023.01.13
幸町小児童
校庭で酪農体験
搾乳やバターづくりなど
市立幸町小学校(幸区中幸町/黒田徹校長/677人)で先月中旬、全校児童を対象に乳牛や子牛と触れ合いながら、命の大切や食の大切さを学ぶ特別授業「神奈川県わくわくモーモースクール」が行われた。
主催したのは、神奈川県内の酪農家、乳業者、行政、関係団体、学校関係者などでつくる神奈川県酪農教育ファーム推進委員会。授業には保護者約100人も訪れ、児童が体験する様子を見守った。
校庭に乳牛2頭と子牛1頭が登場すると「本物の牛を初めて見た」子どもは感激した様子。中には体重約500キロの大きさに驚く児童もいた。
講師は乳業メーカー、酪農家、県の畜産課職員が務め、児童らとともに搾乳体験やバターづくりのほか、牛乳ができるまでや牧場の仕事として、牛の一生や酪農家の一日・一年、餌や堆肥、牧場・牛に関わる道具について学んだ。低学年はまた、ブラッシング体験で子牛と触れ合った。
バターづくりには2年生と6年生が挑戦。プラスチック容器に20ミリリットルの生クリームを入れ、5分ほど振っていると音が変わってきて固まりバターになる。児童は自分たちで作ったバターをクラッカーに塗り試食した。6年生の児童は「いつも当たり前のようにバターを食べていたけれど、いざ自分でバターづくりをしてみると硬くて混ぜるのが大変だったので、これからは作ってくれた人にもうちょっと感謝しながら食べたい」と語った。
黒田校長はこのプログラムの狙いを「生命の尊重と食育」だという。特に食育では給食で毎日飲んでいる牛乳が、たくさんの人の手間がかかっていることを理解してもらいたかったと話す。プログラム担当の坪井香澄教諭によると、「給食で牛乳を残す児童は相当数いたが、特別授業後は意識が変わったのか、残す児童が減った」という。
同授業は年に1回、神奈川県内の小学校で行っており、今回で13回目。主催者事務局の倉持茂さんは「命の大切さ、食の大切さとともに、地域酪農に対する理解を深めてもらい、消費拡大にもつながれば」と語った。
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