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川崎区・幸区 人物風土記

公開日:2023.03.24

3月13日付で第75代川崎警察署長に着任した
鈴木 達也さん
幸区大宮町在住 59歳

  • 鈴木 達也さん (写真1)

人との出会い大切に

 ○…警察人生総集編の現場として着任した川崎署。活気ある街で指揮をとることに「わくわく、どきどき」と高揚を感じている。「署長の仕事は全体を見渡すオーケストラのコンダクターのようなもの」と話し、「一生懸命で周りが見えなくなっても、フォローするので自分の仕事にこだわってもらいたい」と署員を鼓舞する。

 ○…高校卒業後、事務職員として県警入り。同世代の警察官が活躍する姿に憧れ、20歳の時に警察官採用試験を受け合格した。警察署長は2カ所目。葉山署長時代には上皇ご夫妻が葉山御用邸に静養に来られた際の警備も経験した。何事もなかったが、「たまたま、ぎりぎりセーフ」だったのかも知れず、仕事の結果については「常に反省を」と自分にも署員にも言い聞かせる。4月の統一地方選挙を控え要人の演説にも注意を払う。

 ○…横浜市出身。趣味の登山は警察事務時代から。6年前には富士山への日帰り弾丸ツアーを敢行。「登るのは辛くても登頂の充実感は何度でも味わいたい」と山の魅力を語る。「そういえば警察官にならないかと誘われたのは初めての登山の時だった」と懐かしむ。一方、若い頃には冬の丹沢で道に迷って野宿をし、命の危険を感じたこともあったという。その経験は県警本部の地域総務課勤務の時、山岳遭難の原因分析などに役に立った。

 ○…人の顔と名前を覚えることを常に意識してきた。以前に同じ署で働いたことを覚えていたことで、仕事が円滑に進むこともある。一方で初めての人とのネットワークが広がることも楽しい。「気心知れた人との仕事は面白いし、人に興味を持って接すると結果的にいい仕事につながる」。最後の1年、こうした経験を後輩に伝えたい。

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