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公開日:2025.01.01

社会福祉法人青丘社50周年 意見広告
だれもが力いっぱい生きていくために
地域に学び、育てられて50年

  • だれもが力いっぱい生きていくために (写真1)

  • だれもが力いっぱい生きていくために (写真2)

  • だれもが力いっぱい生きていくために (写真3)

  • だれもが力いっぱい生きていくために (写真4)

 多くの在日コリアンが助け合いながら暮らす川崎・桜本。今から約50年前の1973年10月、社会福祉法人青丘社はこの地に設立されました。

 青丘社の歴史は「差別」や「不条理」にあきらめることなく向き合ってきた在日コリアンの歩みが原点です。

 「朝鮮人のお子さんは入れません」と、入園拒否を受けたことをきっかけに、在日大韓基督教会川崎教会の礼拝堂を開放して保育園がスタート。その保育園では在日の子たちが自らのルーツや本名を名乗り、受け止められる場づくりを通し、地域活動の原型ができあがりました。

 児童手当がもらえない、市営・県営住宅に入れない、金融機関の住宅ローンが使えない…。さまざまな社会保障制度での国籍による排除に対しては、撤廃に向けて一つ一つに向き合い、制度利用を勝ち取りました。成功体験の積み重ねが「あきらめや絶望」を克服していったのです。

 行政との話し合いを続ける中では、差別の実態にしっかりと向き合う市職員と出会いました。それが信頼関係のきっかけともなりました。行政とのパートナーシップで設立したのが川崎市ふれあい館です。2019年12月に成立した、全国で初めてヘイトスピーチに刑事罰を科す「川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例」は当事者の歩みを地域が後押しし、行政、議会が一体となってつくり上げた「川崎の宝物」です。川崎市の人権文化を押し上げた後ろ盾となっています。

 私たちは今、在日コリアンの多様化、在日高齢者の介護、障がい者福祉、外国ルーツにつながりのある親子など新たな生きづらさを抱えた人々の課題に直面しています。いずれも多文化課題、貧困課題に結び付き、旧来の社会福祉の枠組みを大きく超えるものでもあります。地域とのさらなる連携・協働の体制づくりが求められています。青丘社の果たすべき役割を自覚しながら歩みを進めてまいります。

 川崎市は、全国に先駆け、多文化共生の地域社会づくりを進めてきた自治体です。市制100年。こうした歴史を噛みしめつつ、私たちのめざす「だれもが力いっぱい生きていくため」の「多様性のまちづくり」に寄与していきたいと思います。

青丘社

川崎市川崎区桜本1-9-6

TEL:044-288-2997

http://www.seikyu-sha.com/

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