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公開日:2026.10.23

幸区南加瀬 原町音頭で「町内活性を」 地元・石川めぐみさん制作 

  • 原町音頭を制作した石川さん(右)と、増渕さん

    原町音頭を制作した石川さん(右)と、増渕さん

  • 振り付けを練習する人たち

    振り付けを練習する人たち

  • 原町音頭で「町内活性を」 (写真3)

 川崎区南加瀬の原町町内会体育部に所属し地元の保育園に勤める石川めぐみさん(60)はこのほど、地域の魅力を詰め込んだオリジナルのご当地ソング「原町音頭」を制作し、さらに地元の手で独自の振り付け(盆踊り)も完成させた。少子高齢化や加入世帯の減少に伴い地域の繋がりが薄れるなか、石川さんは音頭や踊りを新たな和の象徴として活用し、街の活性化につなげたいと張り切っている。

 生まれも育ちも南加瀬の石川さんは、地元への深い愛着を胸に抱いてきた。企画のきっかけは、隣接する小倉地区に「小倉音頭」があることを知ったことだった。「大好きな原町にも地域の歌を作りたい」と自ら作詞に着手した。歌詞に盛り込んだのは、加瀬山の豊かな緑や歴史ある長弘寺、商店街の賑わい、さらに地域のご当地戦隊「原レンジャー」など地元ではなじみ深いもの。曲づくりには同じ町内在住でパソコン技術に長けた同僚の増渕汐美さん(37)が協力。AIを駆使しながら約2カ月で長さ約3分の親しみやすい楽曲を完成させた。完成した楽曲は今年5月の町内会祭りで披露された。これを聞いた住民から「踊りをつけたらどうか」との声が上がり、同じ町内会に暮らす舞踊家のあやめ政子さんが踊りの振り付けを制作。子どもからお年寄りまで誰もが踊りやすいテンポにアレンジされ、地域の輪を広げる新たな名物が誕生した。

 同町内会は、最盛期の平成初期に約1300〜1400世帯を数えたが、現在は約826世帯にまで減少。昔ながらの近所付き合いや顔が見える関係性が薄れつつある中、同町内会の三橋浩会長は「この曲を通じて町内外の多くの人に原町を知ってもらい、地域を活気づけたい」と語る。来春には町内会のウェブサイトも立ち上がる予定で、音頭やイベント情報を広く発信したいとしている。

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