憲法学習会に80人超 太田啓子弁護士が講演
弁護士の太田啓子さん(横浜合同法律事務所)による憲法学習会が5月16日、南区相模大野で開かれた。「さがみはら九条の会」が、「憲法のことを多くの人に伝えるために」と主催した。
当日は80人を超える参加者が会場を埋め、憲法についての関心の高さをうかがわせた。
多くの人に憲法について知ってもらおうと、カフェなどの日常的な場所に出張して30回以上の学習会を行っている太田さんが、配布資料をもとに個別的自衛権と集団的自衛権の違いなどをわかりやすく解説。「政府は、メリット、デメリットをしっかり説明したうえで、国民に判断を仰ぐべきだ」と改憲に対する持論を述べ、「反対派・賛成派よりも、一番多いのは”知らない派”」と、「知憲(ちけん)」の広がりを呼びかけた。
参加者の声
学習会に参加した中央区在住の男性(28)は「政府は国民への説明が足りない。メディアもどんどん発信しないと」と感想を話した。女性(63)=同区=は「若い人のこのような周知活動に感激した」と話していた。
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アゴラ春号5月3日 |
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