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さがみはら中央区 文化

公開日:2023.08.17

「珍しい」サトイモ開花
田名・亀崎さん宅で

  • 黄色が美しいサトイモの花=7月28日撮影

  • 亀崎さん(左)と長澤さん

 田名在住の亀崎誠さんの自宅の畑で7月下旬、セレベスという品種のサトイモの花が咲いた。友人の長澤麻夫さんから今年4月に譲り受けた種芋を埋めると見事に成長し、開花したという。

 日本で広く栽培されているサトイモは、東南アジアが原産とされる熱帯の植物。高温・多湿・多雨な気候を好むため、国内で花を咲かせるのは珍しいとされている。

 しかし亀崎さんと長澤さんが花を見るのは今年でなんと3年目。長澤さんが2年ほど前によりおいしいサトイモを食べようと、ホームセンターで購入した種芋が開花した。さらに次の年にも15株程花が咲いたという。長澤さんは「花が咲きやすい品種だったのかもしれない」と予想する。

 亀崎さんも、自分の畑でサトイモが咲いたのは初めてのことで「サトイモは種芋から育てるので、種子はなかなか見られるものではない。調べても少しの文献しかなかた。これから種子ができるのか、とても楽しみ」と嬉しそうに話した。

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