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さがみはら中央区 社会

公開日:2026.02.26

相模原市
減塩発信 飲食店も
啓発POPで呼び掛け

  • 【写真上】POPを持つ店長の小林英樹さん(右)と禮子さん【写真下】各卓に置かれているPOP

    【写真上】POPを持つ店長の小林英樹さん(右)と禮子さん【写真下】各卓に置かれているPOP

 市民一人当たりの食塩摂取量を現在の7割程度に抑えることを目指して相模原市が取り組む「さがみはら街ぐるみ減塩プロジェクト」。その一環として、減塩の工夫などが書かれたPOPが市内の飲食店に設置されている。

 この取り組みに賛同し、利用客に対して減塩の取り組みを呼び掛けている中央区の飲食店「とことん餃子の朝日屋」を取材した。

 「少しでもお客さんの健康の役に立ちたい」。そう話すのは同店代表の小林禮子さん。今年で10年目を迎える同店は、開業当初から、健康に気を使ったメニューを提供している。看板商品の餃子の種は、総量に対して2%の塩のみで味付け。各卓に減塩醤油を置いたり、サイドメニューの味付けには岩塩を塊のまま提供したりするなど、食べる人の好みで調節できるよう工夫している。POPに関して直接客と会話をする機会は少ないというが、「減塩醤油の方が減りが早いのは意識の表れのように感じる」と小林さん。「少しの意識で変えられる。お客さんにはおいしく健康な食事をしてほしい」

「美味しさ感じながら」

 「まずはマイナス1グラム」がスローガンの同プロジェクト。背景には、相模原市民の循環器疾患(脳血管疾患・心疾患)による死亡率の高さがある。2019年に神奈川県が行った、主な死因を比較する調査では、高血圧などが原因となる循環器疾患は県平均を上回る結果となった。市は高血圧や動脈硬化の原因にもなる塩の摂りすぎに着目し、効果的な対策を検討する中で、24年に街ぐるみのプロジェクトを立ち上げた。

 啓発POPは現在、市内の飲食店27店舗に設置されており、同プロジェクトの区切りとなる29年度までに60店舗の設置を目指すという。

 市健康増進課の担当者は「調味料の付け方や香辛料を使ったアレンジなど、食べるときの一工夫を待ち時間などに見てもらって、美味しさを感じながら少しずつ取り組み、意識の変化に役立ててもらえれば」と担当者は話す。

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