さがみはら中央区 スポーツ
公開日:2026.06.03
SC相模原 J2藤枝に4-3劇的勝利 6月6日、ギオンスで百年構想リーグ最終戦
サッカーJ3・SC相模原は5月30日、相模原ギオンスタジアム(ギオンス/南区下溝)で「J2・J3百年構想リーグ」プレーオフラウンド第1戦に臨み、藤枝MYFC(J2)を4─3で下した。地域リーグラウンド最終戦で群馬に大敗を喫してから一週間。強風が吹き荒れる中、延長戦の末に逆転勝利を掴み取った。入場者数は2692人。
「J2・J3百年構想リーグ」は、Jリーグの秋春制移行に伴い、本シーズン開幕(8月)までの空白期間に実施されている大会。昇降格はない。J2・J3の全40クラブが4グループに分かれて戦う「地域リーグラウンド」と、各グループの同順位同士が対戦する「プレーオフラウンド」で構成されている。
相模原はEAST─Aグループ5位で地域リーグラウンドを終えた。6月6日(土)に行われるロアッソ熊本(J3)とのプレーオフラウンド第2戦で最終順位が決まる。試合はギオンスで午後2時キックオフ。
延長前半に3点
試合は前半17分に藤枝が先制。35分に佐々木快選手のゴールで相模原が同点に追いつくと、続く36分には相手キーパーとの1対1を迎えた棚橋尭士選手がゴール前で倒れる。判定はノーファウルだったが、これを受けて選手たちを後押しする声は一段と大きくなり、スタジアムは一体感に包まれた。
後半は相模原が攻勢を強めたが得点には至らず、試合は延長戦に突入。直後に藤枝が勝ち越したが、ここから相模原が反撃開始。96分に沖田空選手がクロスに頭で合わせて追いつくと、さらに100分、沖田選手が獲得したPKを投入直後の武藤雄樹選手が落ち着いて決めて逆転。さらに常田克人選手の2試合連続ゴールでリードを2点に広げた。終盤に1点返されたものの、最後は集中した守備で藤枝の攻撃を封じた。
登録選手23人の「少数精鋭」編成に加えて怪我人も重なった苦しい状況の中、総力戦で120分戦い抜いた選手たち。試合後サガミスタと勝利を喜び合う表情は晴れやかだった。
来季も引き続き指揮を執るシュタルフ悠紀リヒャルト監督は試合後、「試合の入りと風上だった延長前半に失点したことは反省点だが、風が強い中、点を取りにいかないといけない状況で選手たちがギアアップできたのが良かった」と総括した。判定に対して観客から声が上がった場面を振り返り、「これほどのブーイングが鳴り響いたのは僕の記憶している限り初めて。すごくありがたいし、一緒に戦ってくれることで選手は感情をしっかりコントロールして、次に向かっていけたんじゃないかと思う」と感謝。
来季を見据え、「続投に迷いはない。この『エナジーフットボール』をさらに磨き上げ、J3で勝ち抜いていけるチームにしていかなければと身が引き締まる思い。ハードルをしっかり越えていけるよう、自分ももっと成長しなければいけない」と決意を示した。
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