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4年ぶり 相模の大凧まつり 5月4日・5日 新磯地区で

文化

公開:2023年4月27日

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2019(令和元)年の大凧まつり(柳盛康さん撮影)=相模の大凧センター提供
2019(令和元)年の大凧まつり(柳盛康さん撮影)=相模の大凧センター提供

 相模原市の無形民俗文化財に指定されている「相模の大凧まつり」が5月4日(木・祝)と5日(金・祝)に相模川新磯地区河川敷の4会場で開催される。両日とも午前10時から午後4時まで。4年ぶりの開催とあって、主催の同まつり実行委員会の川崎勝重委員長は「保存会のメンバーの気持ちも高ぶり、気合が入っている」と話している。

 大凧まつりは、ゴールデンウイークの期間に開催される初夏の風物詩として地域に定着していたが、2020年からは新型コロナの影響で3年間中止が続いていた。

 今年は例年通り新戸(新戸スポーツ広場)、勝坂(同)、下磯部(磯部頭首工下流広場)、上磯部(三段の滝下広場)の4会場を舞台に大凧が揚がる。

 凧の大きさは会場で異なり、最も大きいものが新戸の8間凧(14・5メートル四方)。重さ約950キログラム、引き綱の太さは直径3〜4センチメートル。

 揚げるためには風速10〜12メートルの風と80人〜100人の人員が必要となる。川崎委員長は「凧が揚がる瞬間を見逃さず感動を味わっていただきたい」と話す。

 特別な年を除いて公募で決めている今年の大凧の題字は、市内在住の阿部和夫さん作の「勝風(しょうふう)」に。「災いに勝ち抜く頼もしい風が吹くことを祈念する」という意味が込められている。

190年続く伝統

 相模の大凧は、天保年間(1830年頃)から始まったとされ、190年近く受け継がれてきた相模原市の伝統行事。当初は家庭で子どもの誕生を祝って行われていたが、時代と共に地域的な行事へと移り変わってきた。現在は約400人からなる「相模の大凧文化保存会」を中心に、地域住民の力で伝統文化が維持されている。

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