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医療レポート その人らしい生活を送るために がん患者を対象とした”緩和ケア”のための病棟を開設
「相模原協同病院」(相模原市緑区橋本2-8-18、高野靖悟院長)は、県北・多摩エリアの総合病院として、長年にわたり地域中核病院の役割を担ってきた。
さて、同院では、全国でも数少なく、県央・県北エリアでは、初の”緩和ケア”の病棟を8月から開所。同病棟は、がんの苦痛症状の急性増悪時の短期入院や終末期の症状緩和などに対応し、医師、看護師、ソーシャルワーカー、理学療法士、薬剤師、栄養士、臨床心理士といった専門職によるチーム医療で、一日のプログラムを相談しながら患者のその人らしい生活を送れるように支援するための施設だ。
病床数は全12床(個室6室・2床室〈1室〉・4床室〈1室〉)で、家族控室、談話室なども用意されている。一般病棟とは異なり、家族の付き添いが時間を問わず自由だったり、部屋でお酒を楽しむ、犬や猫といったペットとの面会ができたりするという。入棟対象は「がんの治療をしない人で、がんの進行に伴う苦痛症状が強い人。がん以外の難病の人の入院は不可」とのこと。
同病棟を担当する小池拓也医師は「地域の医療機関と連携し、相模原全域で苦痛症状に苦しむひとりでも多くのがん患者さんが、等しく、適切な時期に、適正な緩和医療を受けられ、地域で患者さんを支える体制つくりが当院の使命と考えています」と話している。
詳細についての問い合わせは、同院まで。
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18日から野菜苗販売4月18日 |
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