2027年に開業を予定しているリニア中央新幹線神奈川県駅(仮称)の整備に向けた準備工事が進められている。事業主はJR東海、施工者はジェイアール東海建設。12日現在では、工事用地の仮囲いが行われている状況だ=写真。
用地は、橋本駅から南西約400mの国道16号沿い、東京電力橋本変電所の北側で、以前は中華料理レストランチェーン店などがあった場所。今回は、神奈川県駅を整備するためのシールド掘削拠点として、駅西端部に縦約30m、横約20mの長方形の発進基地を作ることを目的とした準備工事。基地となる長方形を掘削する前に、その周囲の地中深さ約30mまでにH鋼と呼ばれる建築資材を打ち並べて連続した壁を設けることで、土留めを行う。期間は来年3月末まで。次期工事で連続壁の内部を掘削する。
工事用地に隣接する道路が近隣にある橋本小学校の通学路になっていることから、市によれば、4月に2度行われたJR東海などによる住民説明会では、一日最大で約100台が運行するとされる工事車両の安全対策を問う声などが参加者からあがっていたという。
神奈川県駅は、橋本駅南側の深さ約30mに設置される、東西延伸約900m、幅約50mの地下駅。
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