神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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「與瀬神輿保存會裸神會」の会長を務める 小峰 均さん 与瀬在住 59歳

公開:2025年4月3日

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小峰 均さん

與瀬神社がパワーの源

 ○…例大祭開催が近付き「遠足前みたいにワクワクが止まらない」と興奮で胸が高まる。「自分にとってはここから一年が始まるという感覚。仲間とは『あけましておめでとう』ってあいさつしたりして」。歴史ある神輿と祭りを継承し地域を盛り上げるため、35年前に保存會を発足。「今年は祭礼日の当日に例大祭が開かれる貴重な年。粋な神輿で祭りを盛り上げたい」と意気込む。

 ○…子どもの頃から慣れ親しんだ祭り。20歳を過ぎた頃「若手を祭りに溶け込ませたい」と幼馴染みに声を掛け、会を発足した。「当時は親世代の担ぎ手が多くて。自分も含め若手も積極的に参加させたかった」と振り返る。発足当初、担ぎ手が少なくて神輿渡御の実施が危ぶまれた年があった。「絶対途絶えさせないと、先輩や仲間30人ほどの少人数でやり切った時は泣きましたね」。今では横のつながりもあり他団体から多くの担ぎ手が集まる。「自分たちの役割は担ぐことだけじゃなく神輿を守ること」。江戸時代から引き継ぐ神輿の保存にも力を注ぐ。

 ○…「一度も離れようと思ったことはない」というほど地元好き。神社へのお参りは30年以上、毎月欠かさず、「元気の源。神様に感謝だね」。バス運転手として働きながら、裸神會だけでなく相模湖地域連合会の役員も務めるなど、地域活動に奔走。4年前に妻と始めたボーリングや日課のランニングが、体力作りにもなっているようだ。

 ○…「急勾配の石段を上り下りする神輿渡御は大迫力。多くの人に生の階段下ろしを観てほしい」と呼び掛ける。そして、「子どもたちが都会に出ても、その日だけは戻ってくる特別な日になるよう、祭りを継承していきたい」。その願いを叶えるため、今年も気合十分で神輿渡御に臨む。

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