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町田版 公開:2011年2月17日 エリアトップへ

ウルトラマラソンの企画・運営を手掛ける「海宝ロードランニング」代表 海宝(かいほう)道義(みちよし)さん 下小山田町在住 67歳

公開:2011年2月17日

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海宝(かいほう)道義(みちよし)さん

走る、作る、感謝の毎日

 ○…42・195Km以上の長い距離を走る「ウルトラマラソン」。日本、世界で開催される様ざまな大会で完走した経歴を持ち、現在では大会の企画・運営を行う。「ウルトラマラソンとの出会い、そしてそれを通じた人との出会いで人生が豊かになりました。私が出来ることがあれば、お世話になった方々や地域にお返ししていきたい」

 ○…32歳の時メニエル症を発症。仕事人生真っ只中での宣告で、不安感・疲労感に襲われた。「頭ばかり動かしている。夢中になれるものを見つけてみては」と医師に勧められ捜し求めた。「小さい頃なんか、よく罰として校庭を走らされたりしましたよね。走ることに対して、そんなマイナスなイメージしかなかった」はずが、多摩川沿いを気持ちよく歩くことが、後のマラソンとの出会いとなった。

 ○…1Km走るのもやっとから距離を少しずつ伸ばし、初めて10Kmマラソンに参加。何とか完走するも最後から2番目。「もういいや」と懲りたはずが、帰って「やみつきになりそう」と話している自分がいた。距離を伸ばし、フルマラソンを完走。より長い距離を走るウルトラマラソンの魅力に取り付かれ、様ざまな大会に参加、ロサンゼルス―ニューヨーク間の4700Km走破も達成した。    

 ○…「こうしていられるのもすべて家族、仲間のおかげです」と断言。「私が外に出ている分、事務的なことはすべて妻。身近に相談でき応援してくれるパートナーがいることが幸せです」。体作りに自身で考案した教室「サーキットトレーニング」の開講のほか、全国への講演活動、食材や製法にこだわったうどんや燻製作りなど活動の幅は広く、さらに新しい大会を企画中と時間がいくらあっても足りない毎日だ。「こうした今を充実して過ごせているのも、20、30代の辛い時期があったおかげ。周りの方への感謝という初心を忘れず、与えられた時間を常にワクワクできたら」
 

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