コース案内のほかに、巻末には文化施設などの一覧と索引や、市内の河川・古街道マップも記載。
市内の観光スポットを紹介した『町田観光ガイドブック〜歴史・自然・文化財をめぐる16コース〜』（町田市観光コンベンション協会企画・制作）が先月末、完成を迎え現在市内書店などで販売している。税込み９４５円。初版１５００部。Ｂ５版カラー。
同ガイドブックは、町田市全域と近郊地域で16コースのウォーキングコースを設定し、ルートに沿って歴史・自然・文化財・グルメなど１４４ページにわたり紹介。これまで市内のガイドマップなどは発行されてきたが、市民だけでなく、町田を訪れる人に町田の魅力を”散策”を通して発信できるガイドブックは初の試み。同協会は「地元の方も足を運びたくなるような内容にしました。町田の活性化に繋がれば」と話している。
コースごとに地図を載せ、文化財、七福神、トイレといったマークを表示し散策の時に分かりやすいように工夫されている。コースの見所、施設や歴史に関するコラムも満載。各コースはあくまでモデルのため自由に探索し、好みの設計をして楽しむことができる。 監修・編集に携わり、自らウォーキングも行なった同協会の小島政孝副会長（小島資料館館長）は「緑の多い小山田や相原から、栄えている町田駅付近までゆっくり歩いて堪能できます。”町田のどこを周ればいいのか？”を解消するガイドブックです」とガイドブックの利用を呼び掛けた。
同ガイドブックは昨年10月に制作が開始されたが、それまでに同協会のスタッフと「まちだ・観光案内人」の計８人が実際に歩いてウォーキングコースを設定し、観光スポットの選定などを行っていた。
購入は久美堂（市内５店）、有隣堂（ルミネ、淵野辺、橋本、新百合ヶ丘）、文教堂（木曽、成瀬、南成瀬）及び町田ツーリストギャラリー（ぽっぽ町田内、10時〜19時）、駅前観光案内所（小田急町田駅西口、土・日・祝日の10時〜15時）。
問合せは【電話】０４２・７２４・１９５１同協会。
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