桜美林大学ソングリーディング部「CREAM」が4月27〜29日、アメリカ・フロリダで開催された「IASF WORLDSクラブチーム世界選手権」に出場。Open Jazz部門において優勝を果たし、初の世界一の座を手に入れた。
桜美林大学ソングリーディング部「CREAM」は、同世界大会に連続出場しており、過去3年連続で準優勝の成績を収めていた。今回4度目の挑戦で初の世界一となり、部員が求めてきた悲願の優勝となった。また、各国の代表チームが競うICU世界選手権にも日本代表として出場し、Team Cheer Jazz部門で2位の成績を収めた。
同部部長の鈴木啓奈さん(リベラルアーツ学群4年)は、「この瞬間にすべてを懸けていた。優勝が決まったときは、ただただ嬉しかった」と決定した時の喜びを振り返る。同部は国内でもトップクラスのソングリーディング部。部員は現在50人弱、国内大会での優勝はもちろん、常に世界の舞台を念頭におき、部員一丸となって日々練習に打ち込んできた。「今年優勝することが出来たが、今年が飛びぬけて強かったという印象は正直ありません。今までの先輩方のチーム作りの積み重ね、コーチの指導とサポート、そして皆の思いが今回一つに重なりました」と鈴木さん。
6/4「6月祭」で”優勝報告会”
来月の6月4日(月)、「6月祭」が開催され、同部も演技を披露(同大更賜(こうし)体育館、午後6時40分開始、一般観覧可)。優勝した際の振り付けを演技するため、”報告会”となる。国内大会、大学祭を経て、部長の鈴木さんを含む4年生は11月で引退となる。「引退する最後まで演技し、後輩たちにもしっかり伝えて部の強さを守っていってもらいたい」と力強くコメントを寄せた。
ソングリーディングとは、アメリカンフットボールやバスケットなどスポーツを応援する競技から派生したスポーツ。チアリーディングの中の、組み体操などアクロバティックなものを除き、ダンス部分を独立させた競技。
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