神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2012年6月7日 エリアトップへ

桜美林大学硬式野球部 2部リーグで全勝V 1部昇格は秋季に持ち越し

公開:2012年6月7日

  • LINE
  • hatena
入れ替え戦2試合目に先発した大沼朝洋投手(=相模原球場・6月3日撮影)
入れ替え戦2試合目に先発した大沼朝洋投手(=相模原球場・6月3日撮影)

 4年前に準硬式野球から硬式野球に挑戦した桜美林大学硬式野球部(宮崎光次監督=人物風土記で紹介)が首都大学野球連盟春季2部リーグで全勝優勝した。わずか4年で2部リーグを制したのは快挙。しかし6月2日、3日に行われた1部入れ替え戦では日体大に敗れ、1部昇格は秋季リーグに持ち越しとなった。

 首都大学野球部連盟春季2部リーグはグループA・Bと2つに分かれ(各5チーム)、同大はBグループで1位となり、5月20日・21日にグループAの1位である足科工業大学と対戦。5対0、4対0といずれも完封勝利で2部リーグ優勝を果たし、入れ替え戦へ進出を決めた。

 ベストナインに上野和彦投手、川相拓也二塁手、石塚翔三塁手、山元卓遊撃手、寺田拓弥外野手が選ばれ、上野選手は優秀選手賞も受賞した。

 1部リーグ最下位だった日体大との入れ替え戦は、4―7、0―8で連敗し、1部昇格の目標は秋季リーグにお預けとなった。

 宮崎監督は試合後、選手たちに「まだまだ力が足りない。下を向いてもしょうがない。この負けを受け入れて、秋に昇格を決めよう。2部には二度と落ちない覚悟で」と語りかけた。タウンニュースの取材に「4年生に1部リーグの舞台で戦わせてあげたかった。しかし負けを受け入れ、秋季リーグで1部昇格を決め、後輩たちにバトンタッチしてくれれば」と語った。

 現在の4年生は硬式野球部1期生。首都大学リーグの1部でのプレーを目指して集まった仲間だ。

 同大野球部は1978年から29年間、準硬式として活動を続けてきた。2007年、第59回全日本大学準硬式野球選手権大会で日本一に輝いたことがきっかけで学内外から「硬式に挑戦して」と意見が多数出た。

 「練習量やモチベーションなどあらゆる面で厳しくなる。プライベートの時間も減るがやれるか」といった宮崎監督やコーチ陣の問いかけに対し当時の選手らは移行を賛同。2009年4月、全選手が硬式野球部に所属することとなった。
 

町田版のトップニュース最新6

青色で「自閉症理解」周知

青色で「自閉症理解」周知

福祉関係者ら4月に企画

3月28日

「卵子凍結」助成を継続

東京都

「卵子凍結」助成を継続

昨秋、開始 28年度までに

3月28日

「認知症考える場」拡大に力

金井の薬剤師井上さん

「認知症考える場」拡大に力

交流スポット開設 映画も

3月21日

近隣団体と盛り上げ 評価

山崎団地名店会

近隣団体と盛り上げ 評価

「模範として」特別賞 

3月21日

「木曽団地―市民病院」に新道

「木曽団地―市民病院」に新道

23日 混雑緩和などに期待

3月14日

皇室ゆかりの金属使用か

中町のデゴイチ

皇室ゆかりの金属使用か

記録簿を発見 「可能性ある」

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook