武相経済の発展のために活動している町田・相模原経済同友会(松下和雄代表幹事=(株)オーディオテクニカ)は18日、設立10周年記念式典をホテルラポール千寿閣で開催した。松下代表幹事は、「よりよい経済社会の実現、市民生活の充実のために、今後も率先して取り組んでいきたい」とあいさつした。
当日は石阪丈一町田市長や加山俊夫相模原市長など来賓や関係者など多くの人が参集し、10周年を祝った。
同経済同友会は2006年、「東京町田経済同友会」として会員21人で発足。初代代表幹事は井上恵博氏((株)ケーユーホールディングス)が務めた。2年後の08年に相模原市の経営者も会に参加し、念願の「町田・相模原経済同友会」が正式に発足した。
毎月の例会のほか、宇宙飛行士の山崎直子氏や経営ジャーナリスト、テレビ経営者など多彩な講師を迎えての講演会や、市民が参加できる体験会、勉強会など幅広い分野で地域貢献をしている。
松下代表はあいさつの中で、「町田・相模原経済同友会は、事業経営者が個人で参加して、経済社会のけん引役である自覚と連携のもとに一企業や特定業種の利益を超えた幅広い先見的な視野から論議して考えております。この考え方が団体の理念となっています。現状を考えるとゼロ金利からマイナス金利へと政策が変わり、私たちも未経験な経済状況に直面しています。TPP、円安、そして中国経済に連れられ、為替・株価相場が急速に変動している現在、会員一同が真剣に取り組まなければならない課題が山積し、力を発揮しなければならない状況です。今後も地域経済の発展のために活動していきたい」と話していた。
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