神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2018年12月6日 エリアトップへ

新体操クラブ町田RG 町田の“フェアリー”躍動 全国大会、団体で「銀」

スポーツ

公開:2018年12月6日

  • X
  • LINE
  • hatena
「6人で一つのチーム」。銀メダルを掲げるメンバー
「6人で一つのチーム」。銀メダルを掲げるメンバー

 第36回全日本ジュニア新体操選手権大会が11月、群馬県高崎アリーナで行われ、東京都代表で出場した町田RGが女子・団体の部で銀メダルを獲得した。個人では、同チームの山田朱音さん(15)が総合3位の快挙。「まさに努力の結晶。素晴らしい演技だった」と関係者は喜びの声を上げている。

 町田RG(曽我部美佳代表)は市内各地で活動している新体操クラブ。同競技部はこれまでにも世界選手権などにも出場した代表選手らを輩出している強豪チームだ。

 レベルが高いと言われる関東大会で優勝し、日本一を目標に掲げて臨んだ今大会。団体の種目「クラブ」で17・550点を弾き出し、昨年に続いて2位となった。

 チームのリーダーを務めた山田朱音さんは「踊りきった時は優勝だと感じた」と振り返る。山田さんは昨年も出場メンバーに入り、「5位以内」を目標にして2位となった。今回は「優勝」を目指しての2位という結果に「悔しい気持ちもあるけど、悔いのない踊りができた」と感想を語った。

 曽我部代表は「一人ひとりの能力は決して高くないが、揃える練習は他のどのチームよりもやり込んだので、同時性が十分発揮できた。褒めてあげたい」と話し、「今年のチームは(補欠を含めた)6人でひとつ。誰が出ても同じ演技ができた。それだけに出場メンバー5人を選ぶのは苦渋の選択でした」と振り返る。団体種目を得意とする町田RG。「自分の事だけでなく、思いやりや人の気持ちがわかる子に育ってくれている。メンバーも種目も変わるが、次も頂点を目指したい」

個人総合3位

 山田さんは個人種目にも出場し、ボール1位、クラブ4位、フープ5位、リボン7位で54・900点、総合3位で銅メダルを獲得した。得意のボールでは笑顔に大人っぽさを入れるなど、表現力に磨きをかけた。「ノリの良い曲で踊りやすかった。手具操作を踊りでカバーできたと思う。次の大会には上の世代も出場する。より一層練習を頑張りたい」と目を輝かせて語った。

子どもたちを指導する曽我部美佳代表
子どもたちを指導する曽我部美佳代表

町田版のトップニュース最新6

「子どもの権利」明確に

町田市

「子どもの権利」明確に

条例 5月5日施行

4月18日

相原に「地元推し」かるた

相原に「地元推し」かるた

今月、販売 魅力再発見狙う  

4月18日

チーム盛り上げ、20年

ゼルビアスポーツクラブ

チーム盛り上げ、20年

教室運営 地域とつなぐ

4月11日

名物商店街 今月、代替わり

名物商店街 今月、代替わり

町田仲見世 歴史引き継ぎ

4月11日

道路の不具合LINEから

町田市

道路の不具合LINEから

迅速「送信」に期待

4月4日

負けなしで「3月首位」

ゼルビア

負けなしで「3月首位」

J1名門撃破 街に影響も

4月4日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook