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移動スーパーで恩返し 46年住んだ地域の一助を担う

社会

掲載号:2019年5月30日号

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初めて利用する女性のためにカゴを手に取る山本さん
初めて利用する女性のためにカゴを手に取る山本さん

 「育った地域に貢献したい」と5月20日、成瀬台に住む山本貴裕さん(48)が移動スーパーをスタートさせた。市南部エリアの9カ所と横浜市青葉区の一部を巡回。山本さんは「単なる買い物弱者に向けたサービスとしてだけではなく、高齢者の身近な存在として寄り添い、少しでも手助けができれば」と意気込みを語った。

 この移動スーパーは東京近郊で店舗を展開する大手スーパーマーケット株式会社いなげやと、移動スーパーを全国展開する「とくし丸」が2017年から事業提携したもので、山本さんは9例目。

 特別仕様の軽トラックに生鮮食品や惣菜ほか約400品目の商品を載せ、訪問の約束をした家の玄関先や入口付近に車を停めて対面販売を行う。

 利用者の大多数を占める高齢者と販売員が定期的に顔を合わせる機会が多いこの販売方法を活かすべく、同社と各行政は見守り協定を結び、山本さんら販売員が地域高齢者の見守り役も担う。

 高ヶ坂、成瀬、成瀬台、西成瀬、東玉川学園、つくし野、小川、南大谷、玉川学園の一部と隣接する横浜市青葉区の一部を月曜から金曜日まで巡回。スタート1週間で200件近くの利用が既にあったという。

目に入るのは高齢者ばかり

 成瀬台に46年間住む山本さん。広告代理店に勤め慌ただしい生活が落ち着いた5年前、地元に目を向ける余裕ができた。すると街で目にするのは高齢者ばかり、同級生にもほぼ会わない。この頃から漠然と「地元に貢献したい」と考えるように。

 「最初はコミュニティカフェがいいかなぁ」と思ったが「果たして本当に地域に求められているものなのか?」との疑問が生じる。ある日、テレビで移動スーパーが新宿で活躍している映像を観て「これだ。1歩、踏み出そう」と、移動スーパーを展開する会社を探した結果、同社に行き着きパートナー契約を結んだ。

 「今は無我夢中。目の前のお客様にきちんとサービス提供ができるようになるのに必死」と販売を終えたばかりの山本さん。この日はじめて利用した女性は「足が悪いので、娘が申し込んでくれた。いつもは娘が買い物をしてきてくれるけど、細かな物は頼みにくかったりするから良かった」と笑顔をみせた。

 詳細・問合せは移動スーパーとくし丸いなげや9号車【携帯電話】080・3934・3420

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