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公開日:2019.11.28

市立室内プール
改修終え1年ぶりの再開
市民の声に応えた整備

  • 新しくなった天井や照明を紹介する佐藤さん

  • きれいになったロッカールーム

 町田市制施行30周年(1988年)を機に、市立陸上競技場(野津田町)、市立総合体育館(南成瀬)とともに建設された市立室内プール(図師町199の1)が昨年9月から行われていた改修工事を終え、明日11月29日(金)に再開する。

 町田リサイクル文化センターのごみ焼却余熱を利用した温水プール。50mの公認プール、25mプールや幼児用プール、健康体力相談室、トレーニング室があり30年間、市民の健康増進や憩いの場として役立ってきた。

 建物の老朽化にともない空調設備、給排水設備、電気設備の更新のほか、天井部分の建築基準法を満たした改修が行われた。照明は昔ながらの水銀灯からLEDに変更。同プールの指定管理者として運営・管理を行う(株)協栄の運営責任者、佐藤篤史さんは「瞬時に均一の明るさを出せるようになりました」と喜ぶ。外観やプールなどの規格自体は変わらないが、床の張り替えやロッカールームの刷新など細かなマイナーチェンジが行われ、50mプールには取り外しができる簡易式の階段が用意された。リハビリや健康維持・体力づくりのために利用している高齢者が多く、備え付けの垂直ハシゴではプールから上がる際に負荷がかかるため、昇りづらいという声が多く上がっていた。「ご利用者の声に応えられました。それと、30年前に作ったものなのでトイレも和式が多かったのですが、洋式のウォシュレット付きに。こちらも要望が多かったです」と佐藤さん。

 また、これまで部屋の一角にカーテンレールを敷いた簡易的なものしかなかった授乳室は独立したものに。ミルク用の給湯栓も備えられた。東京都が推進する「子育て応援とうきょうパスポート」事業にも登録したい考えだという。「ゆくゆくはキャッシュレス支払いや無料Wi-fiの導入など、ソフト面についても強化していければ」と話し、幅広い年齢層の利用を促進する。問合せは同プール【電話】042・792・7761へ。

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