町田駅から薬師池公園に向かう鎌倉街道沿いの本町田東小入口の信号の手前に毎年、大きな干支の看板絵を見ることができる。この絵は町田こばと幼稚園の神蔵聖子園長と市丸光芳教諭の合作だという。
2021年の干支、丑の絵で15作品目となるこの看板絵。例年11月末に取り外され翌年の干支絵の準備が始まる。
「今年は大空の下でのびのびと草を食む牛を描きました。園児たちにものびのび成長をしてほしいとの願いを込めています」と話すのは同園で体操や水泳の指導を担当する市丸教諭(39歳)。
お遊戯会の背景画や園庭のアスレチックや遊具など、なんでも作れる器用さを神蔵園長に見込まれた。「学生時代に美術部に所属したことはないし、絵を学んだことも、絵を描くことを趣味にもしていないです」と笑う。さらに通常業務の合間に描いているため、描いていることを知らない園児や保護者も多い。
絵には毎年、神蔵園長がその年の世相を反映した四字熟語を書き添える。「昨年は新型コロナで大変な年となりました。今年は少しでも状況が良くなるようにと転禍為福の文字を選びました」と2人それぞれの願いが込められている。
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