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公開日:2021.05.20
玉川学園コミセン
47年ぶりに新しく
駅周辺のバリアフリー推進
老朽化により改築を進めていた「玉川学園コミュニティセンター」(玉川学園2)の工事が終わり、5月22日(土)にリニューアルオープンする。地下1階地上3階建ての鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)で、延べ床面積が約3倍広くなった。9月には玉川学園前駅北口と同センターをつなぐ屋根付きの歩行者デッキも完成する予定だ。
1974(昭和49)年に市の地域センターの第1号として開館した同センター。かつては「玉文(玉川学園文化センター)」の愛称で呼ばれ、市民の地域活動の場として長年親しまれてきた。1991年には新館が増築されたが、初期の建物は開館から45年以上経って老朽化や施設の狭さが目立つように。市内に7カ所あるコミュニティセンターでは初めての改築となった。
新しく生まれ変わる同センターには「地域の会合や文化・芸術活動などに利用できる多目的ホールと5つの多目的室、お子さんと一緒に楽しめる児童図書室や授乳室を備えている」と石阪丈一市長。広くなった多目的ホールは更衣室や控室もあり、定員は140人。5つある多目的室は18人〜24人まで利用できる。
これまでない設備も
地域社会づくりの場となる「地域活動室」は以前の建物にはなかったもの。20人乗りのエレベーターや、駅から車いすのまま来ることができる歩行者用デッキの整備など、玉川学園前駅からのアクセスの向上を図り、駅周辺のバリアフリー化を推進する。また、これまで隣接地にあった自転車駐輪場を屋上部分に合築した。
図書館サービスを開始
落成式は予定通り5月22日に行われ、同センターは午後1時にオープンする。玉川学園駅前連絡所(行政窓口)、新たに市立図書館の本の予約・受け取り・返却ができるようになる児童図書室は5月24日(月)午前8時30分からサービスを開始する。ただし東京都の緊急事態宣言の延長により、多目的ホールや多目的室などの施設の貸出は5月31日まで中止のままだ。
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