町田 スポーツ
公開日:2022.09.15
母校訪問、北京五輪を語る
金井中出身 冨高日向子さん(モーグル)
今年2月にスキー・フリースタイル女子モーグルで北京オリンピックに出場した金井中学校出身の冨高日向子さんは9月9日、母校の同中を訪れ、3年生約160人の前で講演した。
北京五輪のテーマ曲に合わせて体育館に入場し、生徒らから大きな拍手で迎えられた冨高さん。講演では、大学でのプレゼンなどで必須だというパワーポイントを駆使した自作の紹介映像を披露。まずモーグルの魅力を紹介し、北京オリンピックまでの道のりや、そこに至るまでの苦労などを振り返った。また、五輪会場の様子や選手村の裏側なども紹介した。大会での競技の映像が流れると、冨高さんがジャンプを決めたシーンで生徒らは歓声を上げていた。また、実際に五輪で着用したウェアやビブス、選手パスなどを披露した。校長や生徒らからは数々の質問が上がり、「ジャンプで回転しているときはどんなことを考えていますか」の質問には「皆さんが映像などで見るよりもずっと速い。一瞬なので、飛び出した瞬間に着地のことを考える」と答えた。
悔しさバネに
北京五輪の結果は、予選を突破したものの準々決勝19位で敗退。「悔しい気持ちもあるが、大舞台を楽しめたのが一番。前回、代表になれなかった悔しさや、4年間スキーが嫌いになるくらい苦しいトレーニングもしてきた。大舞台に立てたことで頑張ってきて良かったと思ったし、今も次の五輪に向かって頑張ろうと決めました」と話し、「ミラノでメダルを取ります」と宣言した。
生徒代表の小嶋佑空(たすく)さんは「五輪に出場するということの大変さをより知ることが出来た。自分も野球をやっているので負けないように頑張ります。メダルを取ってまた来てください」とお礼を述べた。
講演には地域の人たちも聴講に訪れており、保育園で担任をしていた小林由香さんは冨高さんとの昔話に花を咲かせていた。「日向子ちゃんは小さい頃から負けず嫌いで怖いもの知らず。(講演で話していた)怖がりなんかじゃ絶対ない」と笑い合っていた。
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