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公開日:2023.01.26
町田市考古資料室
「縄文のまちだ」展で再生
2月 デジタルとの連動も
下小山田町の町田市考古資料室が2月1日(水)、リニューアルオープンする。市内に約1000カ所ある遺跡の8割が縄文時代の遺跡であることから、「縄文のまちだ」をテーマに新たな展示構成を行う。また自由民権資料館(野津田町897)でも同日から新たな常設展「町田の歴史」を開催する。
リニューアルにともない、町田市考古資料室(下小山田町4016)では市の歴史の大きな特徴の一つである「縄文時代」の資料を中心に、「縄文のまちだ」展を公開する。まちだ縄文キャラクター「まっくう」のモデルとなった中空土偶頭部(田端東遺跡)や注口土器(なすな原遺跡)、深鉢形土器(相原坂下遺跡)など縄文時代に作られた土器・土偶・装飾具・石器などを紹介。ほかに弥生・古墳時代、奈良・平安時代に作られた土器や石器などと合わせて約90点の展示物が並ぶ。
町田市では昨年4月からインターネット上で町田市の考古・歴史・民俗資料を閲覧できる「町田デジタルミュージアム」の利用を開始している。展示リニューアルにより、同ミュージアムに掲載している主要な一部の資料について同資料室で実際に見ることが可能になる。プロジェクターによる動画投影や同ミュージアムと連動した2次元コードを導入し、学芸員の説明がなくても、自身で内容理解しやすい展示となっている。担当する生涯学習部生涯学習総務課の江波戸恵子課長は「コロナ禍で発展したデジタル。行動制限がなくなり、今度は実物を見てもらう機会を創出します。同資料室の存在を知ってもらいたいのと、近隣の施設などに来た際に寄ってもらえるようになれば」と期待を寄せる。開室は土・日を中心に月間3日〜11日間程度。ホームぺージで確認できる。リニューアル初日は担当学芸員が終日在室する。午前10時〜午後4時。入室無料。
自由民権資料館も
自由民権資料館では新たに、町田市のこれまでの「くらし」の歴史について学べる「町田の歴史―時代でたどる人びとのくらし―」展を公開する。町田市域の原始から現代までの歴史を紹介する通史展を常設で開設するのは初めての試み。また館内に新たにWi―Fi環境を整備し、市民向けの運用を始める。午前9時〜午後4時30分。月曜休館。入館無料。
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