町田 トップニュース経済
公開日:2023.09.28
多摩境駅「空白地」に施設
12月 周辺人口増、開発進む
空地となっていた京王相模原線・多摩境駅前に12月、スーパーなどが入る複合施設が竣工する。リニア中央新幹線が停車する相模原市・橋本に隣接し関心が集まる同エリア。人口増が続くなか、「新しい街づくり」の需要は高まっていきそうだ。
多摩境駅前に新しくオープンするのは京王電鉄株式会社(多摩市)が手がける複合施設。敷地面積およそ7千平方メートル、地上5階で、町田市初出店となる京王スーパーや食品メーカー卸の管理部門、倉庫などが入る予定で、12月初旬に竣工する計画という。
京王電鉄担当者は「ニーズが高まっている物流事業に力を入れる目的もあり施設を竣工する。今回の施設を足掛かりに事業を進めていきたいと考えている」とする。
人口増
多摩境駅周辺の人口は増え続けている。町田市が公表する資料によると、駅周辺の小山ヶ丘地区の人口は2013年(1月1日)の9172人から、23年の同日にはおよそ1・4倍となる1万2944人。国内の人口減少が進むなかで増加がみられている。
それに比例するように、多摩境駅につながる多摩境通りには近年、飲食店や大型スーパー、専門店などが立ち並ぶようになり、土日には買物客らの渋滞が発生するほどに。多摩境通り沿いにあるサレジオ工業高等専門学校の職員のひとりは「私が学校に赴任した時はこの辺りにお店はほとんど無かった。随分、にぎやかになった」と振り返る。
今後も
多摩境駅周辺の開発は今後も進んでいきそうだ。隣接する橋本エリアにリニアが停車し、その居住地として関心を集める一方、コロナ禍以降、郊外型の生活が見直されたことも後押しして、広い公園があり、緑豊かな同駅周辺は注目を集めている。
小山ヶ丘地区の商店などが加わる「アレサ商栄会」の杉山利昌会長は「地域の活性化につながる取り組みは歓迎する。共に街を盛り上げていければ」と話している。
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