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公開日:2025.08.07

町田ゼルビア
首位と6差「優勝狙える」
公式戦7連勝と勢い

  • 連勝の原動力となっている相馬選手(上写真)、雨天のなか、声援を送るサポーター

 町田を拠点とするFC町田ゼルビアが公式戦7連勝と調子を上げてきた。J1リーグでは7月30日時点で首位と勝ち点6差の6位と上位に食い込んでいる。

 ゼルビアは今シーズン、J1開幕直後の4試合を2勝2敗でスタートすると、連勝しても連敗するなど、勝ったり負けたりの状態が続いてきた。負け数が先行する時期もあったが、6月14日にアウェイで行われた湘南ベルマーレ戦に競り勝つと、次戦では上位を走る鹿島アントラーズを撃破。リーグ途中に行われている天皇杯予選での勝利を含むと7月下旬まで、公式戦7連勝と調子を上げている。

 東京都議会議員でゼルビアの選手だった星大輔さんは「簡単に失点を許す場面が減り、強みのセットプレーでの得点が増えているところが好調の理由と思う」と分析する。

6試合で5得点

 その原動力となっているのが、加入2年目のFW、相馬勇紀選手だ。7連勝中、出場した6試合で5得点とチームの得点源となった。

 リーグが中断期間に入った7月は韓国で行われた国際大会にもチームメイトの望月ヘンリー海輝選手(MF)と共に日本代表として出場。仲間の得点を導くアシストを記録するなど、活躍をみせ、日本の優勝に貢献した。

 星さんは相馬選手に対し、「力強いドリブルからのシュートや精度の高いクロスボールに定評がある選手。今シーズンは良いコンディションで戦えている。優勝を目指し、チームの先頭で戦い抜いてもらいたい」と期待を寄せる。

観客増加

 一方で連勝を重ね、ホームグラウンドである「町田GIONスタジアム」(野津田)への観客動員数も増えてきた。勝率5割を行き来していた前半戦は1万人を切る試合もみられたが、直近の試合は安定的に1万人を超えるサポーターを野津田に呼び込んでいる。

 ゼルビアを絡めた町田のPR活動に取り組む町田市観光コンベンション協会の高梨光之事務局長は「サポーターの荷物を預かり、ゼルビアの試合だけでなく、街なかにも足を運んでもらえるような企画などを進めている。優勝を狙える位置にいる。終盤にかけて何か企画できれば」と話している。

次戦は8月10日

 次戦は8月10日(日)。ホームに現在、首位でJ1・2連覇中のヴィッセル神戸を迎える。

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