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公開日:2026.01.08

ゼルビア「中年の星」富山へ
中島選手 移籍に惜別の声

  • 2017年シーズン、チーム得点王となった中島選手(左:当時の本紙記事より/FC町田ゼルビア)

 FC町田ゼルビアから、富山県を拠点にするJ2リーグ所属のカターレ富山へ移籍した中島裕希選手への惜別の声が聞かれている。J1への昇格や天皇杯優勝などを支えてきた41歳。新天地での活躍が期待される。

 中島選手は富山出身のFWで高校を卒業後、Jリーグの名門、鹿島アントラーズに入団。強豪チームのなか出場機会に恵まれずにいたが、移籍したベガルタ仙台で頭角を現すといくつかの移籍を経て、2016年にJ3からJ2へ昇格したゼルビアに入団。「得点源」としてゴールを量産しエースとして活躍すると以後もチームの主力として存在感を示してきた。

 ベテランの域に入った近年はベンチを温める機会が増えていったものの、J1の優勝争いに加わっていた24年シーズンの終盤戦では怪我人などの穴を埋める活躍をみせ、「中年の星」として注目を集めた。

 25年シーズン終了時点での中島選手の公式戦出場記録(Jリーグ及び日本国内のみ)はJ1で通算101試合5得点。J2リーグでは通算531試合に出場し104得点をマークしている。

 中島選手は今回の移籍に関して、「たくさんの皆さまに支えていただいた10年間、このエンブレムを背負い、ゼルビアの選手としてプレーできたことを心から誇りに思う。環境や人が変わる中でも、『町田のために』という思いは一度も揺らぐことはなかった。ここまで全力でやりきったことに後悔は一切ない」としている。

地域とつながり

 一方、ゼルビアにおいて近年、「チームの顔」の一人として地域とのつながりをもってきた中島選手。市内の催しに顔を出し、学校や高齢者施設などを訪問。ゼルビアイレブンの中でも人一倍、老若男女から人気を集めてきた。

 ゼルビアの元選手でチームスタッフとして中島選手と接していたこともある東京都議会議員の星大輔さんは「常にチームを優先できるプロフェッショナルで自分に求められる役割を冷静に受け止め、ピッチ内外で行動に移すことができる選手」と評し、「故郷の富山で新たな物語を刻んでほしい。これからも多くの人の心を動かし続けると思う」と期待を寄せる。

 長年応援してきたという女性サポーターの一人は「さみしいが故郷の地でもサッカーを楽しんで活躍してほしい。ありがとう、ナカシ」とメッセージを送っている。

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