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八王子版 公開:2019年6月6日 エリアトップへ

農福・企業・地域連携を柱に 「多摩草むらの会」が社福設立 新施設も

社会

公開:2019年6月6日

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挨拶をする風間理事長
挨拶をする風間理事長

 多摩市を中心に活動する「認定NPO法人多摩草むらの会」(風間美代子代表理事)がこのほど、「社会福祉法人草むら」を設立し、八王子市南大沢に新施設「グリーンビレッジ」を開所した。

 同会は、1997年に発足。心の病を持つ精神障害者が安心して自立した生活ができるよう就労支援、自立生活支援、相談支援などの活動を行い、現在、13の事業所を運営している。

 今回、精神障害を持つ人たちがより社会への信用と信頼を得るため、より安定した組織作りのために「農福連携」「企業連携」「地域連携」を3本の柱とした「社会福祉法人草むら」を設立。その拠点となる「グリーンビレッジ」を開設した。同施設では、精神障害を中心とした障害福祉サービス等の利用に関する相談窓口の「ぷらっと訪夢」、一般就労を目指す人たちが就労に必要な知識やスキル向上、就職活動のためのサポートを行う「シャル夢」、弁当・和菓子・加工品等の製造を行う「ぶるー夢」、障害のみならず生活に困難を感じている人の相談場「ぷらっと訪夢II」の各種支援事業を行っていくという。

 5月18日には、開所式と内覧会が行われ、数多くの関係者が訪れた。社会福祉法人の理事長も務める風間氏は「以前から社会福祉法人の設立を目指していた。今回実現できて夢のよう」と挨拶。続けて「精神の方々だけでなく、生活困窮者、障害児も含め、多様な方々との共生を目指してソーシャルインクルージョン、ソーシャルファームといった包括的な支援を行っていきたい」と抱負を語った。

開所した「グリーンビレッジ」
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