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八王子 経済

公開日:2023.02.23

連合
賃金引上げへ機運高め
街頭宣伝 市内2駅で

  • 大雪警報が発令された10日、南大沢駅前で演説をした塩澤議長

    大雪警報が発令された10日、南大沢駅前で演説をした塩澤議長

 労働組合が賃金引上げや労働条件の改善などを経営者に交渉する「春闘」。2月ごろから始まる交渉に合わせ、機運を高めようと連合(日本労働組合総連合会)は全国キャラバンを実施。八王子市内では2月10日、高尾駅と南大沢駅で街頭宣伝が行われた。

 当日は八王子市、町田市、日野市を管轄する連合南多摩地区協議会の塩澤伸久議長らが各駅で演説。塩澤議長は「物価高騰や電気代の引き上げに伴い労働組合として賃金を上げなければならない。一方、連合が掲げる賃金5%引き上げには、大きく2つの課題がある」と指摘する。

「企業努力では厳しい」

 一つは雇う企業側の光熱費などのコスト上昇。塩澤議長は自身が勤務する3千人近い従業員が働くスーパーマーケットを事例にあげ「人件費5%の引き上げ額は、1年間の電気代の値上がり額に相当する」と説明する。

 また、もう一つの課題、「所得制限の壁」についても言及。「最低賃金が上がる一方、社会保険の壁と言われる『106万』、『130万』などの所得制限の上限は見直されていない。労働時間で調整せざるを得ず、企業側もまた人員不足が起こる状況が起きている」と訴えた。

 塩澤さんは「賃金引上げは企業の努力だけでは非常に厳しい。制度を変えていくことも含めて、八王子からムーブメントが起きるきっかけになれば」と語った。

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