第33回全国高等学校小倉百人一首かるた読手コンクールで優秀読手に選ばれた 石飛 ららさん 穎明館中学高等学校在学 17歳
「通る声」武器に いざ全国
○…「春休み中に電話で知らされた時はびっくりしました」。「畳の上の格闘技」とも呼ばれる百人一首かるた。その「読み手」部門で全国の高校生トップ3に贈られる優秀読手に選出された。選ばれたこと自体に驚きを隠せないが、日本一を決める本戦は7月、香川県で行われる。同じく高校生の「取り手」の頂点を競う全国大会で実際に札を読んで1位を決める大役に、「プレッシャーを感じるが、今まで通りの練習を心がけたい」と謙虚な姿勢を見せる。
○…穎明館中学高等学校の6年生。小学生の時に競技かるたを題材にした映画「ちはやふる」に感動し、「進学先にかるた部があったら入りたい」と心に抱いていた。文化祭や在校生の明るい雰囲気が気に入り、穎明館へ進学。念願のかるた部にも入部し、仲間と共に最初は札を「取る」側の練習に明け暮れた。
○…転機になったのは昨年。ずっと取り手として技術を磨いてきたが、全日本かるた協会公認の読手資格を持つ顧問の影響もあり、「読み手をやってみたい」と顧問に進言した。もともとの「通りやすい声」「ハキハキした話し方」を武器に、二人三脚での読みの練習が始まった。抑揚の付け方や読みにかける秒数など、細かな審査点が決まっている読手の世界。「一首ならできても、百首だと疲れてブレるときがある」。本戦までに少しでも技術に磨きをかける。
○…かるたを始めたきっかけがそうだったように、映画を見ることが大好き。休みの日はレンタルショップで何本も借りることも。最近は検事を題材にしたドラマを見たことから、法学部に進むことも意識している。全国大会では「選手が(かるたを)取りやすい声を目指したい」と今日も練習に集中する。
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