第20回地域合同学園祭「学生天国」を運営する八王子学生委員会の委員長を務める 望月 優吾さん 久保山町在住 20歳
当日の達成感にワクワク
○…学校の垣根を超え行われる地域合同学園祭「学生天国」。運営は各学校の学生有志による八王子学生委員会で、2年生の4月から委員長を務めている。裏方の仕事やイベントを終えたときの達成感が好きで、話し合いや準備も意欲的に行う。同委員会が定期的に発行する情報誌の編集長を務めていたこともあり、「(大学の)テスト期間と重なると辛い」と苦笑するが、「楽しくなければやっていないです」と明るく話す。
○…宇津木台小、石川中出身。性格は「目立ちたがり屋ですが人に流されやすい」と自己分析。日野市にある日野台高校では、コロナの影響で入学式が例年通り行われなかった。時間だけはある中で、心にくすぶる情熱を「何かにぶつけたい」と思っていた。行動に移した先は、高校文化部のインターハイと呼ばれる全国高等学校総合文化祭(総文祭)の東京大会。この実行委員会の副委員長を務め、裏方のおもしろさに目覚めた。
○…堀之内にある東京薬科大学の3年生。「薬剤師になりたいの?とよく聞かれるけど、自分は実験が好きなんです」。学科ではがんなど病気の仕組みや薬の効き方を学ぶが、膨大な実験データを分析することで新たな知見を導き出す「データサイエンス」を究めたいとも思っている。
○…学生天国は今年で20回目。謎解きラリーや大学等ゆるキャラクイズ大会、20年間を振り返るパネル展など、節目を彩るプログラムをみんなで考えた。先輩たちが時間をかけて作ってきた地域とのつながりが花開いたのか、とある大型商業施設が今年初めて協賛してくれるなど、大きな手応えも感じている。「当日は天気が心配ですが、学生同士や学生と市民が、両方交流できたらパーフェクトですね」
|
|
|
|
|
|