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公開日:2026.07.30
日野オートプラザ 車好きに愛され30年 8月に感謝イベントも
みなみ野にある日野自動車株式会社の歴史と技術を発信するミュージアム「日野オートプラザ」(山口聡(あきら)館長)=人物風土記で紹介=が開館30周年を迎える。同社が開発してきた乗用車や商用車の貴重な展示を通じ、ものづくりの魅力を次世代へ伝える企業博物館。8月には、地域への感謝を体現したイベントも催される。
日野オートプラザは同社がみなみ野に開所した施設「日野自動車21世紀センター」内に1997年にオープン。センターには技術者養成の部署や研修施設、同社関連会社の事務所なども入居しており、同社から委託を受けた日野ヒューテックが運営している。
日野自動車の創立70周年を機に、2013年にリニューアルを実施した。センター内のオートプラザ部分は2階建て。メイン展示フロアには、乗用車「日野ルノー4CV」や市販化されなかった幻のデザインカー「日野コンテッサ900スプリント」、実際に乗り込めるボンネットバス「BH15」など乗用車や商用車の実物が並ぶ。
ほかにも同社の車両を10分の1スケールで再現した「時代ジオラマ模型ゾーン」、日本の商用車の歴史を壁一面に描いた「スロープギャラリー」、歴史的価値のあるエンジンそのものを展示した「黎明期のエンジンコーナー」などがあり、歴代の名車を見ながらものづくりの奥深さに触れられる。
入場無料で、個人客は予約不要で来場可。小学校の社会科見学などにも利用されており、働く車の魅力を伝える場としても幅広い世代から親しまれ続けている。山口館長によると、昨年度は約1万6600人が来場。「コロナ禍で一度は落ち込んだが、また回復してきている」という。
走行実演や体験企画も
8月5日(水)・6日(木)には、30周年を記念した「サンクス・フェス」を実施。普段は館内に展示されている名物・日野コンテッサ900スプリントと日野ルノーを、今回のイベントに合わせて走行できるようにエンジンを整備して、実際に車道を走る姿も見せる(雨天中止)。子ども向けにも、日野自動車オリジナルのミニ4駆トレーラーでお菓子を運ぶ企画などを用意。「地域への感謝やものづくりの楽しさ、日野自動車の魅力を伝える特別なイベントにしたい」と山口館長は呼びかける。
イベントは入場無料。午前10時から午後4時まで(最終入場3時30分)。公共交通機関で来場を。問い合わせは同ミュージアム【電話】︎042・637・6600。
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