多摩 文化
公開日:2023.08.24
市華道連盟 神野朋園会長に聞く
地域の文化継承 生徒から講師に
多摩カルチャーセンターで30年
生け花と共に半世紀
聖蹟桜ヶ丘で生け花を習い始めて約半世紀。今は、生け花の三大流派の一つ「小原流」の1級家元教授として、市内各地で教室を開いている神野朋園さん。多摩市華道連盟の会長を務めながら、教室で生け花を教え、種々の華道展に出展するなど多忙な日々を過ごす。5年前から「子ども生け花教室」を開催し子どもから大人まで幅広い世代に生け花の魅力を伝え、生け花文化の継承に努めている。
一ノ宮出身の神野さんが生け花に出会ったのは大学生の頃。親戚が華道の師範だったこともあり花の美しさに魅せられたという。近所にあった花屋の2階で生け花を習い始めた。卒業後、都内小学校の教師として勤務するかたわら生け花の魅力から離れることはなく、勤務先の同僚に教えることもあった。
聖蹟桜ヶ丘で出会い
最初に師事した先生が高齢で教室を閉じることになり、聖蹟桜ヶ丘駅近くある「多摩カルチャーセンター」を紹介された。同センターは1972年から続く文化施設で、常に60以上の教室が開講しており、多くの老若男女が学び資格や教養を手にしている。
89年、神野さんはここで生け花を学ぶようになり講師をしていた藤澤順子先生と出会い師事。それから30年以上、同センターで藤澤先生から技術はもとより、様々なことを先生の姿から学んできた。神野さんは、藤澤先生の引退と同時に教室を任されるようになった。神野さんは自分に務まるか悩んだというが「後押ししてくださる方がいて、先生の教室を終わらせたくない思いで引き受けました」と話す。
以来、多摩カルチャーセンター聖蹟桜ヶ丘教室や自宅の唐木田教室、多摩センター教室で生け花を教えている。神野さんは生け花の魅力について「花の命はいったんとぎれるようだが、花をより身近に長く、美しくとどめることができ、新たな魅力を引き出すことで人々に感動を与えることができる」と語った。
文化継承の施設
同センターの平清太郎さんが描く「文化継承の施設になって人が育ってほしい」との思いと多くの生徒に教えてきた藤澤先生の活動は一致する。藤澤先生からバトンを受けた神野さんは「多摩カルチャーセンターの歴史と共に先生のお花の歴史もあったと思います。先生がいたから私も何十年にもわたり花を学ぶことができた。この思いをこれからの指導に生かしたい」と話している。
多摩カルチャーセンターについては「平さんもスタッフも明るく迎えてくれる。まさに文化継承の施設として、多くの人が利用しているのだと思います」と語った。
■小原流いけばな教室
多摩カルチャーセンター聖蹟桜ヶ丘教室
火曜(10時〜14時)
木曜(18時〜20時)
神野さん【電話】090・9853・8241
ピックアップ
意見広告・議会報告
多摩 ローカルニュースの新着記事
コラム
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











