大和版 掲載号:2016年11月18日号 エリアトップへ

研究者、ピアニストとして、全曲「カール・フィルチュ」作品のCDを日本で初めて制作した 萩原 千代さん 上草柳在住 37歳

掲載号:2016年11月18日号

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フィルチュを愛し、地域に愛され

 ○…ショパンの愛弟子でその才能を高く評価されるも、14歳で亡くなったルーマニアの天才作曲家カール・フィルチュ。氏の研究での国内第一人者で、ピアニストとして日本で初めて全曲フィルチュ作品を収録したCDアルバムを6月に制作・発売した。「彼の音楽に触れたとき、優しく素敵な音楽だなと、直感的に思いました」

 ○…カール・フィルチュの音楽との出会いは、音楽大学卒業のころ。大学の先生から思い出づくりとして、ルーマニアのオーケストラでの演奏を勧められた。現地で音楽家や研究家と交流を深める中で、カール・フィルチュの音楽に触れた。「日本では全く知られていない作曲家だったので、自分が広めていきたいと強く思いました」。その後、ピアニストとして音楽活動を行いながら、フィルチュの研究や演奏を続け、今回のCD制作と発売に至った。

 ○…生まれは東京も、すぐにさがみ野駅周辺へ。明るい性格で、学校ではクラスではムードメーカーだった。ピアノを習い始めたのは4歳。母親が占い師に「娘に何をやらせたらいいか」と相談したところ、音楽を勧められた。ピアノ教室に行くのは楽しかったが、「練習は気まぐれにやっていましたね」と苦笑い。中学に進み、音大への進学を意識し始めてからは、朝から外が暗くなるまでピアノの先生の自宅で練習漬けの日々を過ごした。

 ○…大学卒業の翌年に結婚し、現在は夫と2人の息子、実母、実祖母との6人暮らし。地元の公共施設だけでなく、都内や鹿児島、ルーマニアなど国内外でピアニストとして精力的に活動する。多忙な日々も、子どもが通う小学校のPTA会長を歴代最長の5年務めるなど、地域でもちょっとした有名人。「自治会や地域の人たちが本当に優しくて、支えてもらっています」。採れたて野菜を自宅に持ってきてくれたり、そっと玄関先に届けてくれる人たちもいるそうだ。

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