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認知症になっても安心して暮らせる街づくりをPRする「RUN伴+やまと」の実行委員長を務める 加藤 太一さん 桜ヶ丘中央病院勤務 38歳

掲載号:2018年2月16日号

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何事にもシャカリキ

 ○…認知症に関する理解などを求め、全国でタスキをつなぐランニングイベント「RUN伴」。「ランナーが通過するだけのイベントで終わらせず、市内でもっと広めたい」と3年前から独自に『+やまと』として始まった。昨年から2代目実行委員長を務める。昨年は市内5カ所からゴールを目指すランイベントに加え、著名人を呼んでの講演会を行った。「若い人にも興味を持ってもらえ、反響は大きかった」と手ごたえを感じている。今年も4月21日の本番に向け、準備がスタートしたところだ。

 ○…生まれは横浜。少年時代は平塚で過ごす。自転車大好き少年で、中学では夏休みを利用し平塚から母の故郷・青森までや北海道一周など自転車で旅行した。漫画『シャカリキ!』に影響を受け、高校は自転車競技部のある向上高校へ。卒業後は実業団に入り、チーム競技として続けた。

 ○…高校時代、父が難病指定の病に侵される。余命1年。「自転車なんかやっていていいのかな」。悶々とした気持ちで続けていた実業団での自転車競技を3年で諦め、新しい道を踏み出す。「人とコミュニケーションを取るのが好き」。自分に合った専門職として目指したのが言語聴覚士だった。生活費を稼ぎながら夜間学校に4年通い、夢をかなえた。桜ヶ丘中央病院に所属して9年になる。「縁もゆかりもなかったが、人のつながりが豊か」と大和市が大好きになった。当時、余命宣告を受けていた父は今でも健在。「自転車を諦めた時、涙したのは父でした。応援してくれていたので。もちろん今の仕事も喜んでくれています。メチャメチャ元気ですよ」と笑顔を見せた。

 〇…休日は小学1年生の愛息との時間が楽しみ。「もうすぐ友人との時間の方が多くなるので、今のうちに」と登山やキャンプに連れ出す。最近は自転車での遠出も。「怪我も多いし、自転車競技はやらせたくないなぁ。とにかく健康で育ってくれれば」と目を細めた。

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