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大和市長選 市制初、大木氏が4選 投票率は過去最低を更新

政治

掲載号:2019年4月26日号

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支援者と万歳三唱する大木哲氏(中央)
支援者と万歳三唱する大木哲氏(中央)

 任期満了に伴い4月21日に行われた大和市長選挙で、現職の大木哲氏(70)が、無所属で新人の二見健介氏(41)を抑え、大和市制史上初の4選を果たした。投票率は38・4%で過去最低を更新した。

「政策の勝利」

 午後10時50分頃、当選確実が報じられると大木氏は事務所に姿を見せ支援者らと喜びを分かちあった。大木氏は「今回の選挙は、『健康都市やまと』という政策を選ぶのか、『多選禁止』を選ぶのか、二者択一の戦い。市民の皆さんが選んだのが政策だということ。3期目の選挙よりも熱い支援を感じた」と勝因を分析。「実るほど頭を垂れる稲穂かなの精神で、『健康都市やまと』をさらに進めていきたい」と抱負を述べた。自身が制定した「多選自粛条例」の努力規定に反して出馬したことについては「私が出なければ候補者は1人。無投票は何としても避けたかった」と説明。今後の条例の取り扱いについては「選挙を通じて感じたことも含めてこれから考える」と話した。

知名度広がらず

 大木氏が万歳をした同じ時刻。二見氏は支援者を前に「なんとか『大和を取り戻したい』という気持ちで戦ったが、力及ばなかった。悔しい気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱい」と敗戦の弁を語り始めた。

 年が明けても現職・新人共に動きが無く、無投票の様相が強くなる中、多選自粛条例の順守を求める陳情に突き動かされ、自ら2月中旬に立候補を表明。現職に比べ知名度の低さを危惧しながら、同年代の市議の支援を得ての選挙戦となった。それでも「短期間だったが、日に日に支持者が増えていく実感があり、選挙最終日には追い上げている手応えがあった。もう数日あればチャンスがあったかもしれない」と悔しさをにじませた。

 また自身の今後については「負けたら政治活動を辞めるつもりだった。4年後のことは考えていない」と語った。

 開票を見守る事務所には、自ら”最初で最後の市長候補応援”と公言していた菅原直敏県議の顔もあった。菅原県議らとともに二見氏を支援した市議は、全員当選を果たした。二見氏は「勇気をもって応援についてくれ、感謝している。議会でも負けないで戦って欲しい」と彼らにエールを贈った。

過去最低を更新ついに40%割れ

 市長選の投票率は38・40%。2週間前の県議選・県知事選の投票率(37・95%)は辛うじて上回ったものの、過去最低だった4年前(40・80%)をさらに下回り、ついに40%を割り込んだ。

敗戦の弁を語る二見氏
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