大和版 掲載号:2021年2月5日号 エリアトップへ

生まれ故郷の長野県諏訪地方の方言を冊子にまとめた 小松 寛和さん 下鶴間在住 92歳

掲載号:2021年2月5日号

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方言は遠きにありて思うもの

 ○…7年に一度の御柱祭や45歳を過ぎてから80歳まで続いた同級会など、故郷は、常に意識の中にあった。今は実家に住む人もなく、物理的にも精神的にも遠くなっていた。だからこそ、昔の事、故郷の事を記し、残す思いが強くなった。10年前から思いつくままに書き留めた方言の記憶。友人の手により、新たに郷土との糸が紡がれた。現在は、戦前戦後の頃の思い出を書き進めている。「ボケ防止にもなるから」と筆の勢いは、今なお増している。

 ○…生まれ育った長野県から上京。機械設備会社の技術者として、東洋製作所の工場の建設工事に、現場の助監督して訪れたのが大和との最初のつながり。その後、市になったばかりの大和に移り住んだ。「畑ばかりで、風が吹くと黒い土埃が舞い上がって、前が見えなくなるほどで…えらいところに来たな」というのが当時の正直な印象だった。「こんなに便利になるとは」と隔世の感をしみじみと語った。

 ○…定年退職後、熱心に取り組んだのがボランティア活動。「図面が引けるから」と障害者を抱える家庭に手すりやスロープを設置した。介護保険制度が始まるずっと前の事だ。福祉工房を立ち上げ、老人ホームの車いすの清掃などを買って出た。息子が通った北大和小の見守り活動は、今でも自宅前で続けている。昨年は安価な材料で、足踏みペダル式の消毒用アルコール噴霧台を自作。社会福祉協議会など3カ所に寄贈した。

 ○…声に張りがあり、歩く姿も矍鑠(かくしゃく)としており、先月24日に92歳を迎えたとはとても思えない。2年前まで車の運転もしていたというのも頷ける健康体。秘訣を尋ねると「旨いものを食わしてもらってるから」と真っ先に妻への感謝が口をついた。

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