○…コロナ禍で世界が混沌とする中、新会長として思いを馳せたのは、ロータリークラブが誕生した１１６年前のこと。社会に奉仕と貢献を発信しようとした先人の思いや気づきに今こそ立ち返るべき、と会長テーマを「ロータリーの原点を見つめよう！」とした。大勢で集まれない今だからこそできることもある、と前向きに捉える。
○…「嫌だと思ったことがない」と語るクラブ愛。これまでの継続事業に加え短期在住外国人への支援、青少年芸術文化祭の開催など新規事業も多数計画する。
○…義理の祖母の認知症をきっかけに「自分が入りたい、家族を入れたいと思う施設を」の思いから、私立中学の教員を辞め、社会福祉法人を興した。全室個室のホームは市内初。畑違いの分野だったからこそ勉強もし「いい意味での意見のぶつかり合いもあった」と振り返る。それでも「素人なりの発信に理解を示してくれた」職員たちに感謝の思いを口にした。
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