戻る

大和 人物風土記

公開日:2024.04.12

4月1日付で大和市消防本部の消防長に着任した
加藤 和也さん
深見西在勤 59歳

志高く、努力を怠らない

 ○…大和市消防本部が発足60周年の節目を迎えた今年、消防長に着任した。人事異動の通達を受けた際は「まさか自分が消防長になるとは」と驚いたという。「元日に能登半島で大地震が発生し、救急の需要も年々高まっている。発足60周年を迎え、今年度から消防職員の増員も行われる。これからは人材育成を通して、消防力の強化に努めたい」と自身の役割を語る。

 ○…横浜市南区で生まれ、両親の転勤をきっかけに厚木市へ移住した。幼少期から運動が好きで、小学生の頃は夏休みに水泳をするのが楽しみだった。中学からはバスケットボール部に所属。高校では主将を務め、目標だった県大会出場を果たした。「目標のために地道に努力を重ねた。成功体験を経て、ほかにない達成感を知った」と振り返る。卒業後は「信頼される消防士に」と大和市消防本部に入った。

 ○…消防技術の基礎は救助訓練で磨いた。20代の頃は全国の消防士が救助技術を競う「全国消防救助技術大会」の出場を目指して8年間努力を重ねた。「心技体のすべてが必要となる。尊敬する先輩方に指導いただき、全国大会に出場できた時はうれしかった」と目を輝かせる。今後は多くの隊員を導く立場として、目標に向かって努力することの大切さを伝えるつもりだ。

 ○…妻とは幼稚園時代からの付き合いで、現在は2人の子どもと4人暮らし。月に1度は家族全員で食事をし、毎年夏と冬の旅行は恒例行事となっている。趣味はバイクで、愛車に妻を乗せて出かけることも。「暖かくなってきたので、富士山を見ながら美味しいものを食べたい」と笑顔。市民と家族に安心を届ける存在であり続けるために、これからも自分磨きを怠らない。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

大和 人物風土記の新着記事

大和 人物風土記の記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS