大和 社会
公開日:2026.08.28
役目終えた道具に、命を 市内作業所で16人が奮闘中
地域の美化を考える時、「きれいにする」という視点だけでなく、「ごみを生まない」という心がけも大切になる。大和市内には、役目を終えた道具に命を宿そうと日々奮闘している福祉施設がある。
大和南の「SWBC JAPAN」(高橋優代表)は、障がいのある人たちに働く機会とやりがいを提供する就労継続支援B型事業所だ。
今年4月にスタートし、この時の利用者は7人。開所からおよそ4カ月が経過した現在(8月26日時点)は、16人のメンバーが仕事に励む。
SWBC JAPANは軟式野球の普及に努める事業所と同名の団体が運営母体であることから、施設の利用者は折れたバットや不要になったボールなどを使って新たな商品の製作に従事する。同所では、物を大切にする心を持ちながら、SDGsにつながる取り組みに尽力している。
作られる商品の一例を紹介する。折れたバットや端材で作る「天然木キーホルダー」は、利用者が手作業で木材を研磨し、デザインも利用者が考案。レーザー彫刻でイラストを乗せる。
ほかにも、木目調の温かさが人気の「名刺入れ」や使用済みの軟式ボールで作った「一輪挿し」、「バット再生箸」など、10種類を超える商品がここで作られる。
SWBC JAPANは8月19日、イオンモール大和で開かれた「やまとふれあいマルシェ」に出店した。代表の高橋さんによると、キーホルダーが一番売れたといい、「施設の開所からメンバーも増え、今後も仲間は増えていく予定。これからも力を合わせて頑張っていきたい」と笑顔で話した。
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