大谷小5年長崎美柚さん 卓球日本代表に選出 日の丸胸に東アジア大会へ
大谷小学校5年の長崎美柚さんが栃木県内で開催された東アジアホープス大会日本代表選考会で勝ち上がり、8月に韓国で開催される本大会に日本代表チームの一員として出場する。
昨年、4年生以下部門(カブの部)の全日本選手権を制した長崎さんはシード選手として今大会に臨んだ。しかし予選リーグで「油断した」と、2人に対して1セットを落とす苦戦を強いられた。
「気持ち次第で勝敗は決まるんだ」。コーチの言葉を思い出したという長崎さんは本来の姿を取り戻し、予選リーグを1位で通過。迎えた第2ステージは1セットも失わず、ブロック1位になり、日本代表の座を手中に収めた。
昨年の悔しさ活かし成長
1年前の夏も同大会に出場し代表入りを目指したが、その手に日の丸を収めることはできなかったため、今大会へかける思いは強かった。
大会後、自分よりも年上の選手を相手に試合を優位に展開するためには、得意とするサーブだけでは通用しないと自己分析。この1年、ラリーなどの技術面強化に時間を割いた。
卓球を趣味としていた祖父母に手を引かれ教室に足を運びラケットを握った5歳の少女は6年後、日本卓球協会の強化選手にも指定され、将来を嘱望される「ホープ」となった。
初の代表入りを決め「この数年のアジア大会は日本が優勝しているので責任が重い。周りの人がたくさん協力してくれたので、みんなの分も頑張って優勝したい」と意気込みを語った。
日の丸を胸に挑む初の大会は、中国や韓国など8つの国と地域が参加し8月24日から26日にかけて韓国・水原で催される。
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