2020年のプロ野球ドラフト会議で東北楽天ゴールデンイーグルスから3位指名を受けた海老名市出身の藤井聖(まさる)投手(24)が12月23日に市役所を訪れ、内野優市長に入団を報告した。
1996年生まれの藤井投手は、軟式少年野球チームの海老名フレンズに所属していた。中学では横浜市の硬式野球チーム瀬谷リトルシニアに入り、高校は静岡県の富士市立高校に進んだ。
高校3年の選手権予選で無安打無得点を達成し、東洋大学へ進学。2018年のドラフトでは大学同期の投手、上茶谷大河がDeNA1位、甲斐野央がソフトバンク1位、梅津晃大が中日2位、外野手の中川圭太がオリックス7位でプロ入りしている。
19年に社会人ENEOSへ進み、2年目の昨年秋に楽天に指名され、契約金6千万円年俸1120万円(推定)で12月1日に正式契約した。背番号は「47」に決まった。
父・基安さん(64)と母・紀代子さん(55)とともに、生まれ育った海老名市を訪れた藤井投手は「(11月のドラフトからこれまで)今まで以上に練習に打ち込む毎日を過ごした」。1月5日には仙台市内の球団寮に入寮し、2月1日のキャンプインまで自主トレを続ける。
プロ入り前の憧れの選手はDeNAの左腕、今永昇太投手。東北楽天では、同じ神奈川県出身の左腕で学年がひとつ上の「松井裕樹投手を目標にしたい」という。
ルーキーイヤーとなる2021年シーズンはズバリ「新人王」を目標に掲げる。父の基安さんは「努力してよくここまできた」と、嬉しそうな表情を浮かべていた。
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